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今回は新しいICOプロジェクトをご紹介させていただきます。その名はTradelize(トレーダライズ)。
筆者も仮想通貨トレードを頻繁に行っている身としてとても注目しているプロジェクトです。
Tradelizeは最先端の仮想通貨取引ツールとトークンエコノミーによって、プロの仮想通貨トレーダー、新規参入者、投資家全てがベネフィットを得ることができるエコシステムを構築します。Tradelizeが提供するTradelizeターミナルはDMA(ダイレクトマーケットアクセス)を提供しTradelizeアカウント一つで世界中の仮想通貨取引所へのアクセスを可能にします。一般のトレーダーや投資家はワンクリックでプロトレーダーのトレード戦略をコピーすることが可能です。Tradelize日本語Mediumより
Tradelize(トレーダライズ)が解決しようとする課題
仮想通貨トレードは初心者にとって、とても難易度が高くリスクが高いのは周知の事実です。1日に数十パーセントの変動があることも珍しくありません。
下落時の勢いは凄まじく「ナイアガラ」と表現されることもよくあります。上昇時の勢いは「タワー」と表現されることがあります。筆者もこのような、仮想通貨市場で暴落や暴騰を幾度も経験してきました。まさにリーマンショックとITバブルを1週間のうちに経験するかのような相場が仮想通貨トレードです。
一般にトレード対象となる仮想通貨の流動性は乏しく、急激な下落時には、複数の取引所に分散して資金を持っていないとリスクマネージメントが上手くいきません。
仮想通貨の業界は非常に新しく、統一されたレギュレーションが存在しないために、それぞれの取引所が異なるルールで運用を行っています。これは、トレーダーにとっての取引手数料を膨らませるばかりか、運用の手間が増大し、トレードをとても非効率で割に合わないモノにしてしまう要因の一つです。
この非効率性を根本的に解決しようとするプロジェクトはこれまで存在しませんでした。このことが、仮想通貨がトレード対象としてメインストリームに踊り出ることを阻害しています。
一方で、この成長著しい仮想通貨市場に参入したいと考えている層は多数存在します。これまで違うアセットを取引してきたトレーダーも大きな利益を得ることを夢見る新規参入者や投資家も虎視眈々と機が熟す時を狙っています。
Tradelizeはこの仮想通貨取引市場における非効率性を解決し、仮想通貨トレードをメインストリームに押し上げようとしています。
Tradelize(トレーダライズ)の解決策を支える3つの重要なコンポーネント
Tradelizeの課題解決アプローチをまとめると以下の通りです。
・仮想通貨のプロトレーダーにより快適にトレードできるツールセットや環境を与える:Tradelizeターミナル
・仮想通貨トレードのアマチュアや投資家には簡単にプロトレーダーの戦略をコピーできる機能を提供する:Tradelizeウェブ
・上記の二つがうまくいくよう、プロトレーダーの取引実績を透明性のある形でスコアリングし公開する:Tradelizeスコア
この3つはTradelizeのプラットフォームを構成する最も重要なコンポーネントです。一つずつ解説していきます。
Tradelizeターミナル(Tradelize.terminal)

Tradelizeターミナルの画面イメージ
Tradelizeターミナルはプロトレーダーに必要な情報を網羅的に提供するだけでなく、
仮想通貨トレードにおいてプロトレーダーが必要な機能を全て提供し、前述の非効率性を解決します。
特筆すべきはDMA(ダイレクトマーケットアクセス)です。この機能によってプロトレーダーは、Tradelizeに保有するただ一つのアカウントのみで、複数の仮想通貨取引所でトレードを執行することが可能になります。
この機能はトレーダーにとって、とてもインパクトがあります。なぜなら、仮に、A取引所からB取引所にトレード資金を移動するときには「送金手数料」、「出金申請」、「ブロックチェーン上の承認時間」、「入金審査・反映」といった経済的、時間的コストを伴います。また、常に送金ミスによる消失リスクを考える必要があります。DMAはこの課題を一挙に解決します。
また、Tradelizeターミナルは複数の取引所にリアルタイム接続されており、ターミナルを利用するプロトレーダーは、複数の仮想通貨取引所の「価格」、「流動性」、「スプレッド」等の取引に関する意思決定を行う為に必要な情報が1つの画面で体系的に表示されます。これらのターミナルに実装される機能は、Tradelizeのコアメンバー自身が元ニューヨーク証券取引所などの伝統的な取引市場でプロのトレーダーとして経験してきたからこそ実現されています。プロトレーダーに必要な機能や、気持ちは、Tradelizeのメンバーが最も把握しているのです。
Tradelizeターミナルに実装されている機能は以下の通りです。
- モニターツール:主要取引所の流動性と板の厚みを観察し、大きな変動の兆しを即座に把握。
- ポジションモニターツール:1カ所で、すべての取引を観察し、複数の取引所における残高を表示可能。
- アービトラージファインダーツール:様々な取引所で異なる価格で取引されている仮想通貨を発見可能。
- インターフェーズカスタマイズツール:Tradelizeターミナルの画面配置やデザインをカスタマイズ可能。
- リスクマネージメントツール:個人および法人向けに対応した広範なリスクマネジメント設定が可能。
- スマートオーダーツール:常に最高の執行条件を選択することをアシスト。
- マルチスクリーンツール:複数画面で別々のタスクを同時に進行可能。
- フィルターツール:特定条件で取引機会や銘柄をフィルター可能。
- ニュースフィードツール:設定した条件に基づいて入手したい情報を表示可能。
- ウォレットインテグレーションツール:複数の取引所の口座をTradelizeアカウントに統合可能。
- ソートツール:特定条件で銘柄をソート可能。
このような武器とも言えるツールセットをTradelizeはプロのトレーダーに提供することで、彼らをプラットフォームに呼び込みます。Tradelizeはプロのトレーダーのトレード環境をより良くする為に、「Tradelizeのサーバーを対象の取引所のAPIサーバーの近くに設置(コロケーション)する」ことや「ダークプール(一般市場では見えない大型注文を取引できる機能)」等の機能を追加実装することを計画しています。
Tradelizeウェブ(Tradelize.web)

Tradelizeウェブのの画面イメージ
次に、Tradelizeウェブについてです。Tradelizeは、Tradelizeターミナルを利用するプロトレーダー達のトレード戦略を、一般の仮想通貨トレーダーや投資家がワンクリックでコピーすることができる機能を、このTradelizeウェブを通じて提供します。いくらTradelizeが最高の取引環境とツールセットを提供したとしても、仮想通貨の取引を知識やスキルを持たないものが行うには困難が伴います。市場の環境は激しく変化し、一度成功した戦略はすぐに通用しなくなります。機械的に設定したストップロスの注文は未熟な取引所のシステムのエラーによって執行されないかもしれません。少し目を話している内に、途方もない変動によって大きな損失を被る可能性もあります。
Tradelizeウェブを利用してプロトレーダーの戦略をコピーするのであれば、これらの心配は一切必要ありません。最高のツールセットを用いて、フルタイムで戦っているプロトレーダーが執行するトレードを自動でコピーするだけで事足ります。
Tradelizeは後述するTradelizeスコアを用いて、ユーザーがどのプロトレーダーの戦略をコピーするのか選択する際の指標を提供します。リスク管理設定を行った上で、上のイメージ画像で表示されている「Follow」ボタンによってコピーするトレーダーを選択します。あとは、システムが自動的にトレードを執行します。
ユーザーがこのコピートレードによって得た利益の一部はコピーしたプロトレーダーに還元されます。
Tradelizeを使うことで「どのように投資をするか」は考える必要がなくなります。
ただ、「いくら投資するか」を考えるだけで、プロのようなトレード成績を実現することができるようになるのです。
Tradelizeスコア(Tradelize.score)

Tradelizeスコアは最も信頼できる仮想通貨プロトレーダーの能力や実績を数値化したもの
Tradelizeスコアはすでに説明したTradelizeターミナルを利用するプロトレーダーたちのトレード実績をスコアリングしたものです。このスコアは一般ユーザーがTradelizeウェブを通じてトレード戦略をコピーするユーザーを選択する際の指標となります。TradelizeはこのTradelizeスコアの決定プロセスにおいて、ブロックチェーン技術を活用します。
このスコアは透明性と信頼性がともに高度に確保される必要があります。なぜなら、運営主体であるTradelizeや高いスコアを求めるプロトレーダーが恣意的にスコアを操作することができてしまうのであれば、ユーザーはそのスコアに基づいた意思決定を行うことができなくなってしまうからです。このスコアの信頼性を失えば、ユーザーはプラットフォームからいなくなり、戦略をコピーされることで収入を得ていたプロトレーダーたちがプラットフォームに残留するインセンティブが大幅に低下してしまいます。
Tradelizeはプロトレーダーたちのトレード履歴や実績を全てブロックチェーン上の記録することで、恣意的な改ざんを防ぎます。ブロックチェーン上に記録が保管されていることで、ユーザーたちは、プラットフォーム上で提示されるプロトレーダーのスコアを信用することができるようになります。
このような誰もが信用できるトレーダーの能力や実績を証明するスコアはこれまで存在しませんでした。詳細は後述しますが、このスコアによってプロトレーダーたちはトレード利益以外の新たな収入源を獲得することに繋がります。
Tradelize(トレーダライズ)の3つのコンポーネントがどのうように連動するのか
ここまで紹介した3つのTradelizeのコンポーネントである「Tradelizeターミナル」、「Tradelizeウェブ」、「Tradelizeスコア」は以下の流れで機能しプラットフォームを活性化します。この流れの全てが成立してTradelizeが目指す仮想通貨トレーダーと投資家のエコシステムが実現します。
- プロトレーダーはTradelizeターミナルでトレードを実行。
- トレードのデータ、結果、およびその他の統計がブロックチェーン上に記録される。
- パフォーマンスに応じてトレーダーにTradelizeスコアが与えられる。
- ユーザーはこのスコアに応じて、Tradelizeウェブとアプリを通じてトレードをコピー。
- コピーしたトレーダーの取引で利益が得た場合、プロトレーダーは取引対象の通貨で報酬を得る。
- 成功したトレーダーはより多くのフォロワーを集め、更に多くの収入を得る。
TDZトークンによる報酬設計がエコシステムの成長を加速させる
ここまでの説明でTradelizeのエコシステムが、仮想通貨プロトレーダーにとって最高のツールセットであるTradelizeターミナルとワンクリックでプロトレーダーをコピーできるTradelizeウェブ、そして、ブロックチェーン技術によって信頼性を担保されたTradelizeスコアが、2つのコンポーネントを繋いでいることを説明しました。
この仕組みに加えて、Tradelizeはトークンエコノミーの要素をプラットフォームに盛り込み、このトレーダーの為のエコシステムがより早く成長することを狙っています。Tradelizeは$TDZと呼ばれる独自の仮想通貨(ユーティリティトークン)を発行します。これをトークンセールで投資家に対して販売します。このTDZトークンの概要は以下の通りです。
(基本情報)
トークン名(シンボル):Tradelize(TDZ)
ベースチェーン:イーサリアム
トークン規格:ERC20
トークン販売価格:1トークンにつき1USドル
ハードキャップ:30,000,000 USドル
最小投資額(パブリックセール): 100 USドル
(トークンセールで調達する資金の使用用途)
80% — プロトレーダーへの委任
10% — マーケティング
10% — 事業運営
1.ユニークなICO調達資金の使用用途
多くのICOプロジェクトがトークンセールで調達した資金によって、プロダクト開発を進める中で、Tradelizeがユニークなのは、すでにプロダクトの開発は完了していて、トークンセールによって集める資金がユニークな目的に利用されることです。調達した資金の80%はTradelizeターミナルを利用して、好成績を残した上位のプロトレーダーにトレード用の資金として委任(最大50万ドル)されます。トレーダーはより大きな資金を持つことで、トレード戦略の幅が増え、より高いパフォーマンスを発揮できることをTradelizeは知っているからです。このことはプロトレーダーにとって魅力的なだけでなく、より高いパフォーマンスを発揮するトレーダーが増えれば増えるほど、それをコピーしたいユーザーがプラットフォームに参加します。この高循環を作り出す為の資金調達スキームはトークンセールによって実現されています。
2.プラットフォーム内通貨としてのTDZトークンと需要上昇メカニズム
TDZはTradelizeプラットフォーム内での決済手段、つまり通貨として機能します。Tradelizeが提供するサービスの使用料やコピートレードの報酬の支払手段として利用される予定で、一部のサービスはTDZによってのみ支払可能です。特筆すべきは、Tradelizeが提供するプラットフォームにアクセスするためには100ドル以上のTDZトークンを保有する必要があることです。TDZプラットフォームが活性化し多くのユーザーやトレーダーを惹きつけるほど、通貨の需要が上昇する設計になっています。TDZトークンには発行上限(トークンセール後に決定)があるので、当然このような需要上昇メカニズムはトークンセールに参加する者にとって魅力的です。1.で説明した戦略を実現する為にもこのメカニズムは必要です。
3.プロトレーダーはTradelizeプラットフォームに参加することでTDZが得られる
プロトレーダーはTradelizeのプラットフォームで活躍して自らのトレードをコピーすることで、TDZを報酬として得ることができます。市場で手数料を支払ってTDZを購入するよりも、安価に入手することができます。そして、この報酬は「トレーダーがこれまでマネタイズできなかった自身のトレード技術や知識によってマネタイズし獲得」したものである為、心理的な獲得コストを通常よりも安く感じる可能性があります。プロトレーダーはこのTDZトークンを市場で売却してUSドルやビットコインやイーサリアムなどのその他の仮想通貨に交換することも可能ですが、前述のようにTDZトークンには需要が上昇するメカニズムが存在するので、報酬として得たトークンを手放さないインセンティブが生じます。TDZを一定以上保有していないとユーザーはトレード戦略をコピーすることができないので、プロトレーダーにとってはプラットフォーム上で活躍するほど、自身が保有するTDZトークンの需要が高まるのです。
この3つの要素はトークンエコノミーの設計において重要な要素を全て満たしています。特に自らの参加によってトークンの需要が高まる設計はTradelizeのようなエコスタイル型のサービスにとっては欠かせないものです。
Tradelize(トレーダライズ)まとめ
ここまでいかがでしたでしょうか。トレード経験がある筆者もTradelizeのプラットフォームに早く参加したくなりました。
こちらの動画は英語ですが、ここまで説明してきた内容をよくまとめています。
Tradelize(トレーダライズ)リンク集
ウェブサイト: https://tradelize.com
Facebook: https://www.facebook.com/tradelize
Twitter: https://twitter.com/tradelize
YouTube: https://www.youtube.com/c/Tradelize
Medium (EN) : https://medium.com/@tradelize
Medium (JP) : https://medium.com/@tradelizeJP
Telegram(EN): https://t.me/tradelize_en
免責事項:イニシャル・コイン・オファリング、仮想通貨、およびデジタルトークンへの投資は、非常にリスクが高く投機的です。ここに示す資料は、情報提供のみを目的としています。ここに示す情報は、投資アドバイスを提供することを意図したものではなく、いかなる企業、イニシャル・コイン・オファリング、またはデジタルトークンを推奨するものでもなく、いかなる投資判断や戦略の基礎として見なすべきではありません。
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