Stellar(XLM) | 仮想通貨・チャート・特徴・将来性を徹底解説

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Stellar (ステラ)早見一覧データ

通貨名 Lumens(ルーメンス)
通貨略号/ティッカー XLM
規格 ネイティブトークン
※Ripple(リップル)からハードフォーク
ICO価格 無し
– 50%を特定個人に無料で配布
25%を提携グループに無料で配布
20%をビットコイン&リップル保持者へエアドロップ
5%を運営費に回す
価格 23.53円(2018年8月14日現在)
特徴 高速&低価格で国際送金を可能にする
プログラミング言語 Go, JavaScript, C++, Java, Python, Ruby, Shell
コンセンサスアルゴリズム SCP (ステラ・コンセンサス・プロトコル)
創業者 Jed McCaleb, Joyce Kim
取引開始日 2014年7月31日
本拠地 PO BOX 410325, San Francisco, CA 94141, USA
発行数 18,771,733,350枚(2018年8月14日現在)
発行上限数 約1042億枚
(2018年8月14日現在、1000億枚+毎年1%ずつ増加)
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Stellarとは?

Stellarとは、仮想通貨 (Lumens / XLM) を使って個人間で高速&安くお金を送金することが出来るサービス(Stellar Network)のことです。ブロックチェーン技術を使い、仮想通貨を簡単に世界中へ送金することを可能にします。

日本の銀行口座から海外の口座に送金すると1回5000円近くかかるのが現状です。
又、異なる通貨間の両替も手数料が約3%ほど取られる場合が多いです。

そんな高コストな金融業界に切り込み、手軽にメールを送受信するように、資金を送受金出来る世界を実現するため、Stellarは日々奮闘しています。

Stellar.orgは、当時世界最大のビットコイン取引所として有名だった「マウントゴックス」の創業者、Jed McCaleb氏が率いており、そのことからも、とても注目されているブロックチェーンサービスでもあります。

仮想通貨Steller Lumens (XLM)の価格&最新チャート・相場を分析


2017年5月5日まで低価格だったLumens(XLM)は5月7日までに急激に10倍程度価格を上げます。
2ヶ月後ほどで1/4ほどの価格に調整し安定。

IBMとの提携が噂された10月10日からまた価格を上げ始め、提携の正式発表日(2017年10月16日)より急高騰。
現在では認知度も一気に高まり、2018年1月5日までに約40倍ほどになりました。

その後は市場の下落に伴って、徐々に価格を下げつつサポートラインを作り、2018年8月14日現在は0.2米ドルほどで推移しています。

Stellarの特徴

上記で簡単にStellarについて紹介しましたが、これよりもっと詳しく特徴を紹介致します。

Stellarの提案するコンセプトとは?

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Stellarが私たちに提供するのは、ブロックチェーンと公開台帳を用いて、これまでよりも高速に低価格で、中央集権的に管理する機関の承認を必要とせず、グローバルに送金ができるソリューションです。Stellarの掲げるコンセプト通りにシステムが働けば、

  • 送金は2〜5秒で完了(1秒に1000トランザクション)
  • 手数料も一回0.00001 XLM(ほぼ無料:0.00025円)
  • 誰にもチェックを受けたり、送金データを改ざんされたり、送金をブロックされない

といった、理想的な送金システムになります。

Stellar Networkの構造を解説

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Stellar Network(ステラ・ネットワーク)を構築する上で、大切な二つのツールがあります。それは「Stellar Core」と、「Horizon API」です。

Stellar Core(ステラ・コア)とは、選ばれた個人やグループが世界中に所有しているサーバー内で常に稼働するソフトウェアです。
Stellar Coreがあるサーバーに公開台帳が共有&保存され、また他のStellar Core ソフトウェアを常にアップデートしてくれるのです。

Horizon API(ホライゾン・API)とは、ブロックをStellar Network上で実際に組む役割を担っているツールが集まったAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス/他社オンラインサービスを他のオンラインサービスに反映しやすくするアダプター的なコード群)です。

このHorizon APIを使うことにより、誰でもLumens(XLM)のトランザクションをStellar Networkに書き込んだり、自身のアカウント情報を確認したりすることが可能になります。

Stellar Network用に作られたウォレットなどのアプリは全てHorizon APIを使用して作られています。全てHTTPで構成されているため、WebブラウザやStellarが提供するプログラミング言語別SDK(ソフトウェア・デベロップメント・キット/簡単に特定のオンラインサービスに対して、新しいアプリを作ることができるツールが集まっているパッケージ)を使って容易にHorizonとコミュニケーションを測ることが出来ます。

SDKは現在、JavaScript、Java、Go言語でそれぞれ公認で存在し、他にも一般が作成したRuby、Python、C#言語版があります。

このように一般のウェブサイトにもStellarの送金サービスを簡単に導入できるようになっています。

詳しい導入方法はStellar公式サイト

Stellarを使った送金手順を細かく解説

以下は実際にユーザーの手元の資金が、Stellarを通してどのように送金相手に届くのか説明いたします。

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  1. 手持ちの現金を自身の銀行口座に入れる
  2. 自身の銀行アプリから、Stellarの「クライアント・エンドポイント」(※2018年8月14日現在まだ開発中)へ ”A銀行aaa111というStellarアドレスを持った太郎さんに1万円米ドルで送りたい”といった一連の必要情報を「ブリッジサーバー」経由で「Stellarコンプライアンスサーバー」に伝える
  3. Stellarコンプライアンスサーバーが「A銀行のフェデレーションサーバー」にアクセス、太郎の基本情報を要求
  4. A銀行のフェデレーションサーバーから、太郎のStellarアカウントIDStellarコンプライアンスサーバーへ送信
  5. Stellarコンプライアンスサーバーが自動でStellar内でのトランザクション(あなた→太郎への送金)に適合したレコードを作成(現段階ではStellar Network内に今回のトランザクションは存在しない)。改めてA銀行のコンプライアンスサーバーへ「Stellar内トランザクション(仮)レコード」と「署名(signature)」を送信
  6. A銀行のコンプライアンスサーバーがStellarからの情報を元に「認可チェックテスト」を行い、今回のトランザクションの認証を行い、太郎の基本情報Stellarコンプライアンスサーバーへ送る
  7. その後、StellarコンプライアンスサーバーがStellar自身の「認可チェックテスト」を行い(※2018年8月14日現在、認可チェック発動トリガーはまだ開発中)、太郎の基本情報が信頼できるのか決める。
  8. 認可されたら、新たなブリッジサーバーを経由&署名され、「Horizon API(ホライゾン・API)」へ送信。そこから「Stellar Core(ステラ・コア):Stellarのブロックチェーン)」へ記載される
  9. 2〜5秒の間で今回のトランザクションがすべての「分散台帳」に共有される
  10. マーケットメイカー:売りたい値段と買いたい値段を両方常に監視し、双方の価格が合った時に決済される仕組み」を使い、Stellarはあなたからの1万円をマーケットメイカーの口座へ移し、同時にマーケットメイカーの口座から90.25米ドル(2018年8月14日現在)を太郎さんの口座に送金する
  11. Horizon APIが送金は無事に行われたことをブリッジサーバーへ報告
  12. ブリッジサーバーからクライアント・エンドポイントへ送金完了を報告
  13. クライアント・エンドポイントからあなたの銀行アプリへ送金完了を報告

StellarとRippleの違いとは?

 

出典:https://news4c.com/

Stellarと言えば、2014年にRippleよりハードフォークをしたことが有名です。

RippleもStellarも両方ともお金を高速&低コストに送金することを目的とした通貨ですが、なぜわざわざStellarチームはRippleを離れ、独自にサービスを構成したのか?

そんな疑問をお持ちの方のために、以下RippleとStellarの違いを表にしました:

Ripple Stellar
1. 概要 銀行やネットワークプロバイダーがリップルネットを使用し、国をまたいで高速&低コスト&安全な送金を可能にする。 銀行、支払サービス、個人間の法定通貨取引を、「ステラ・ネットワーク」と「ルーメン」というブリッジ通貨を使用し、高速&低コスト&安全に可能にする。
2. 最大総数 1000億枚 1000億枚+毎年1%ずつ増加
3. コンセンサス プルーフ・オブ・コレクトネス  ステラ・コンセンサス・プロトコル
  1. 概要から読み取れるように、企業や銀行間の国境をまたいだ送金をサポートしたいRippleと比べ、個人間の送金により重きを置いているのがStellarです。
  2. スパムや外部からのネットワークへの攻撃から身を守るために、RippleもStellarも「バグ修正」や「システム更新」作業のために、運営組織側から組織員やフリーランサーへ報酬を支払わなければなりません。Stellarはインフレメカニズムを利用し、1年に1%ほど通貨の市場流通量増やし、スパム対策への資金を捻出するとともに、Stellarの市場価格の高騰を抑えています。Rippleは毎日少しずつ運営組織が保有する通貨を消費し、新たに生み出さないので、Rippleの総数は変わらず、XRPの価値が上昇しやすくなるようデザインされています。
  3. Rippleは数社の企業や大学が各トランザクションをネットワーク上で合計80%以上の合意に基づき承認するのに対し、Stellarは80%以下の合意でも承認し、ハードフォークする危険性を低め、トランザクションが遅延するのを防ぎます。

強調すべきは、Stellarはオープンソースであり、Stellar.orgという開発団体は非営利団体です。誰でもStellar Networkのサービスを改善したり、バグを直すことが可能です。こうしたいくつかの点から、Rippleよりも分散的な設計であると考えることが出来ます。

そして、Stellarは自身のサービスに適したコンセンサス・アルゴリズムを選んでサービスを展開しています。PoWをコンセンサス・アルゴリズムに使用しているビットコイン等よりもセキュリティ面では劣りますが、一方で、60万ものトランザクションを実現するのに1円程度の手数料しか要しません。

更に、そのアルゴリズム設計により、1トランザクションを「2〜5秒」という超高速なサービスを提供できるのがStellarです。

Stellarの通貨Lumens (ルーメンス / XLM)とは?

出典:https://bcfocus.com/

Stellarにはネットワーク内通貨があり、Lumens (ルーメンス)と言います。通貨シンボルは「XLM」です。

これまでに187億XLMほど発行されています。

発行上限は約1042億XLM (2018年8月14日現在)で、初年度には1000億XLM、そこから毎年1%ずつ発行上限XLM数が増加し、インフレを安全&フェアにコントロールしようとしています。

又、一般的な仮想通貨と異なり、Lumensをマイニングすることは出来ません。
初期のLumens(1000億XLM分)の配布は、

  • 50%を個人に無料で配布
  • 25%をStellarの提携グループに無料で配布
  • 20%をビットコイン&リップル保持者へエアドロップ
  • 5%は運営費としてStellarが確保

といった割合で、本日においても日々配布が行われています。Stellarは2018年8月の時点で約81億XLMが配布されたと公表しています。

通貨名をStellarからLumensへ変更した理由とは?

2014年、「Stellar Network」が、自身のサイト内通貨として「Stellar」1000億枚ほど発行。

しかし2015年に、新しいネットワークへのアップグレードに伴い、自身の通貨名を「Lumens (ルーメンス / XLM)」へ変更しました。

主な狙いは、「Stellar Network」自体と、Stellar Networkを開発する非営利団体「Stellar.org」とを区別するためです。

通貨の名称が変わっただけで、価値や仕様が変わったわけではありません。

Steller上で資金の凍結をする方法とは?

出典:https://www.stellar.org/lumens/wallets/

Stellarには興味深い機能がもう一つあります。

それは、送金したLumensを相手のウォレット上でロックできるというものです。
原則として、ブロックチェーン&公開台帳を使った仮想通貨は、一度送金して承認されてしまうと、たとえ相手や金額を間違えて送ってしまったとしても、取り消すことが出来ません。

そんな中、Stellarをもし間違えて送り、承認され、公開台帳に載ってしまっても、相手側のウォレット上で貴方が送金したStellarをロックし、貴方以外にこの資金を送れないようにしてしまうことができるのです。

相手はその資金を保持していても使えないですし、誰にも譲渡することが出来ないため、結果として相手が資金を送り返してくれる可能性が高まります。

資金をロックすることも高速で、3〜5秒間の間でロックすることが出来ます。

Lumens(ルーメンス/XLM)を購入可能なオススメ取引所Top5

出典:https://www.icoexaminer.com/

こちらに海外のLumens(XLM)取引高Top 5取引所をまとめました。
(2018.08.15現在、国内取引所ではLumensは購入できません)

海外のElastos取引所Top 5
  1. Binance (48%)
  2. Upbit (10%)
  3. BCEX (9%)
  4. Poloniex (5%)
  5. Bitrex (2%)

ほぼ半数ほどのLumens(XLM)がBinanceで取引されているようです。

Stellarの将来性とは?

出典:https://steemit.com/cryptocurrency/

StellarはRippleと違い、非営利団体です。運営費として超低価格の手数料等をネットワークのユーザーから徴収しますが、それ以外は無料でサービスを提供しています。

Stellar.orgは、下記の会社から直接融資を受けています:

そのため、これらの会社の業績にStellarの将来性も左右されそうです。

2017年10月16日発表された、IBMとKlickExのStellarサービス導入を始め、多くの会社や団体がStellarの送金ツールを使用しています。

以下は有名なStellarのネットワークサポート企業&提携先企業の抜粋です:

ネットワークサポート企業(アンカーズ)

TEMPOは、ヨーロッパから世界へ1500億ドル以上の送金をサポート。 その際にStellar Networkを使用し、6万回のトランザクションを.01USDという手数料で実現。

パークウェイはStellar Networkを利用し、ナイジェリアの5大通信事業社をまとめ、各ユーザーがお互いに送金できるようサービスを提供。

提携企業

国際送金を行う場合、IBMはStellar Lumensを使用し手数料を大幅に削減。更にIBMが提供する国際送金サービス「IBM’s Universal Blockchain Payment Solution」の中核としてStellar Networkを使用。

デロイトはStellar Networkを利用し、社内外への送金手数料を最大40%削減。 更に各トランザクションも5秒というハイスピードで処理している。

このように次から次へとStellarを導入する企業があとを絶ちません。こういった意味でもStellarは将来性のあるブロックチェーンシステムの一つだと考えられています。

まとめ

Stellar (Lumens / XLM)について理解を深めていただけましたか?より詳しく知りたい方は上記の公式サイトよりブログをチェック、またSNSでフォローしましょう!

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